GX250(2E6)ホイールのレストア(1)・・・工具の正体は?そして、なんちゃってチューブレス

こんにちは、右手首亀裂骨折も痛みもなくなってきたものの、

年末年始の準備でGX250(2E6)のレストアが進まない、ブログ主のHiiです。

普通は持たない(持ってない)謎の工具を持っている酔狂な人間です(笑)





さて、キャブレターのレストアもほぼ完了し、

次のパーツのレストアに取り掛かりますが、前回ご紹介した、この工具(=゚ω゚)ノ


素人でこの工具を持っている人がいたら、よほど酔狂な人か、もの好きな人です(笑)

答えは・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

ニップルレンチ(又はスポークレンチ)です(=゚ω゚)ノ

スポークホイールのスポークを張り替えるときに使う工具です。






・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・(。´・ω・)?ン

スポークホイール?キャストホイールだったのでは? 

と思った方がいらっしゃるかもしれません。


ご覧の通り、18inchの大八キャストがついてます。

なのにスポークレンチ??(。´・ω・)?



実を言いますと、ご覧の通り

欠品パーツや交換パーツををヤフオクで探していたところ、偶然にも

GX250(2E6)初期型のスポークホイールを見つけ、ヤフオクでポチッてしまったのです。




ただでさえ少ないGX250の2E6の初期型

それに加え、大八キャストへの変更SR周りのフロント移植により、

なおさら少ないGX250(2E6)の純正スポークハブとホイール

この機を逃してはいけない!!と、すかさず購入。

想定外の出費ですが、オリジナルに拘るオイラには必須アイテム、後悔はしません。 

写真は撮り忘れましたが、ハブの隙間に1L9の刻印

ホイールリムTAKASAGO18×1.85の刻印、間違いないと思います。



という訳で、手に入れたホイールの現状を見てみよう(ΦωΦ)

・・・ 

・・・・・・

・・・・・・・・・(。´・ω・)?



何かの巣が・・・(。´・ω・)?

これは長期不動車のホイールかな?

「キャストホイールに変更したため出品しました」ってあったけど(。´・ω・)?

まぁ、どっちでもいいか(笑)

取り外しちゃうけどゴメンね(*´Д`) 


ホイールハブ白錆はあるけど、割れ欠けなく問題なさそう(*'ω'*)

スポークの色は黒いけど、これが純正なのかな?(。´・ω・)?

でも、塗料の下とかに錆が出てそうだから、磨くか交換かな。

ホイールリムピカピカでキレイ(´艸`*) 

ホイールリムの内側は後ほど(写真を撮り忘れたので…orz)



という訳で、スポークの取り外しに取り掛かります。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・( ..)φ

あっさり外せました(笑)

フロントホイール



リアホイール




大体、1ホイールの内数本は、スポークとニップルが錆で固着して外れないらしいので、

グラインダー等で切断することが殆どらしいですが、

見事に、一本も切断することなく、すべて取り外すことが出来ました(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾



コツは、

ニップルレンチを差し込んだら、回す時にゆっくりジワーッと回すのではなく

一瞬だけ力を籠めて瞬間的に回すこと。 

ゆっくりジワーッと回すとスポークが捻じれることがあるので、

瞬間的に、力を籠めて、グリッと( ..)φ

それを一本ずつ・・・

全てのスポークが緩んだら、後は均等にニップルを緩めスポークを取り外して完了。



さて、後回しにしていたホイールリムの内側を見てみましょう(笑)

フロントホイール


フロントは予想通り錆が酷い(>_<)

その理由は明確です( ・`д・´)ノ

チューブタイヤのスポークホイールを、無理やりチューブレスタイヤに改造したこと。

ヤフオクの説明でも「チューブレスタイヤに変更しています」と書いてありました。



何故、そんなことをしたのだろうか(。´・ω・)?

タイヤが無いから?それともパンクさせないため?

ピスト乗りだからわかりますが、

ホイール内側のニップルの部分シリコンコーキングで埋めてしまえば、

確かにチューブレスに変更はできますが・・・車重の重いオートバイで? (*_*;



確かになんちゃってチューブレス化は出来るけど・・・

そもそもがチューブタイヤだから、どうあがいてもビードの部分からエアは漏れるし、

コーキングが甘いとニップルの部分からエアが漏れるし・・・

さらに言えば、ニップルから流れ込んだ雨水が、ホイールとコーキングの間に染み込み

ホイールの錆が酷くなるんだけど・・・


  その結果が、写真の通り(-_-;)

ニップル穴の部分にコーキング剤が残り錆が全体的に広くなっています。

(チューブレス化するため、ホイール内にコーキングを満遍なく塗り付けるから。 )



もっと言えば、タイヤ交換時調整すべきスポークの増し締めホイールの振れ取りも、

ニップルが回せない(コーキングが剥がれる)から、どっちもできなくなる・・・



なんちゃってチューブレスにする意味がまったく分からない・・・(。´・ω・)?ナゼ

コーキング取りに苦労しそうだ(-_-;)



ちなみに、リアホイールは、



錆も少なく、ニップル周りも奇麗です(´艸`*)



その差は一目瞭然です。
 
もし、チューブタイヤのスポークホイールを、

なんちゃってチューブレス化しようと考えている人が居たら、

止めておくことをお薦めします。


という訳で、年末年始は、

手に入れた純正ホイールハブとホイールのレストアに取り掛かります。

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